1. 前のページに戻る

菌床栽培キノコ用コードレス電気パルス刺激装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 高木 浩一  岩手大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要本研究は、菌床栽培キノコ増産のためのコードレスで小型・安価な電源開発を行い、菌床栽培キノコなどを用いて、増産効果の検証を行うことを目的として、1)ピエゾ素子方式電源の開発、2)乾電池駆動スイッチング電源の開発、3)開発電源の菌床栽培でのキノコの増産効果の評価などを実施した。電源開発では、充電式乾電池(エネループ;SANYO)を用いた、60kV出力の電源を開発した。重量は4kg程度と、肩にかけて使用できる。その電源を用いて、菌床シイタケの収量の比較を行った結果、電気を加えることで約1.4倍に増加することや、収穫までの日数が短縮されるなどの成果を得た。また、植物の生育の改善などにも効果があることを確認した。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst