1. 前のページに戻る

新生児の潜在的ビタミンD欠乏症の診断技術の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 東 達也  静岡県立大学, 薬学部, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要本研究の最終目標は、各臨床検査機関で新生児のビタミンD欠乏症を検査できるキット (測定手順書と検量線用標準濾紙血、内標準物質溶液や誘導体化試薬などのセット) を開発することである。これに対し本課題では、その前段階として必要な知見・情報を獲得すること、技術を開発することを目標とした。マーカー分子の25(OH)D3と妨害代謝物である3-epi-25(OH)D3の完全分離条件の設定に始まり、検量線用標準濾紙血の作成とその抽出法の開発を経て、定量法の臨床実用性能評価までを行うことができ、当初の目標を概ね達成できた。今後は開発した方法による測定例を増やし、データの蓄積を行い、臨床検査法としての確立を目指すとともに、臨床検査会社や試薬メーカーなどにキット化を働きかける。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst