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サケ残滓の卵巣外皮を高度有効活用した水産増養殖技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 森山 俊介  北里大学, 海洋生命科学部, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要本研究はイクラを採取した後に廃棄されている未利用資源であるサケの卵巣外皮に魚の成長を促進する機能性素材が存在する研究成果に基づいて、サケ卵巣外皮から魚類の成長促進に関与する成長促進因子を抽出して濃縮し、この画分をニジマスの肝臓片の培養液に添加すると、魚類の成長促進において重要な機能を担う肝臓のインスリン様成長因子の発現を濃度依存的に増加させることを明らかにした。さらに、成長促進因子画分を配合した機能性飼料を作成し、これを摂餌したニジマス稚魚の体重が通常飼料を摂餌した魚よりも著しく増加することを実証した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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