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地下水中の亜ヒ酸酸化のための無曝気型バイオリアクターの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 伊藤 歩  岩手大学, 工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要本研究では、地下水中の亜ヒ酸酸化のための無曝気型バイオリアクターを開発するために、吊り下げ式のスポンジ担体への亜ヒ酸酸化細菌の固定化とその固定化細菌による模擬地下水中の亜ヒ酸の連続酸化について検討した。その結果、スポンジ担体に固定化した亜ヒ酸酸化細菌によって曝気による酸素供給が無くても模擬地下水中の亜ヒ酸を連続的に酸化することができ、当初の目標である滞留時間2時間以内での亜ヒ酸酸化率90%以上を達成することができた。今後は、さらに短い滞留時間(例えば数十分あるいは数分)での連続酸化やこのバイオリアクターとヒ酸の吸着装置の併用による地下水中のヒ素の経済的な除去システムの開発を検討する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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