概要 | 我々はチャネルロドプシン-2(ChR2)遺伝子を、アデノ随伴ウイルスベクターを用いて残存する網膜細胞に導入することで「視覚を再生」できることを明らかにしている。ヒトへの応用を考慮した場合、アデノ随伴ウイルスベクターの他臓器への非特異的発現を引き起こさないように、「神経細胞に特異的なプロモーター」によって遺伝子発現を制御する必要がある。本課題では、「神経細胞特異的なプロモーター」を含む(SY, CO)「アデノ随伴ウイルスベクター」を新たに2種類構築し、神経細胞に特異的に導入されることを確認した。
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