研究責任者 |
大上 祐司 香川大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 自動車などの燃費効率を高めるため、CVTなどの動力伝達装置では表面強化機械要素を用いて装置を小型・軽量化する方向にあり、機械要素の接触状態は数GPaの面圧となる。その高い面圧での機械要素の接触状態が実験的に明らかとなれば、高い接触面圧での最適表面設計や高信頼性機械要素の開発が可能となる。そこで、本研究では少なくとも1GPaの接触面圧を測定するために、逆磁歪効果を応用した強磁性体薄板センサによる接触面圧測定システムを開発することを目的とした。研究期間内に、応力磁場印加装置を製作し、その装置を用いた応力と残留磁化の定量的関係を現在明らかにする。
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