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形状回復温度制御型の高強度チタン合金設計と浮揚溶解・凝固による材質制御

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松木 一弘  広島大学, 工学研究院, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要400K以上の高温適用で1000MPa以上の引張強度を示す形状記憶合金の開発を目標として、β型Ti基合金に着目した。二種の電子パラメータを用いることで、変態温度や強度を推定できる事を可能とし、Ti-6mol%-0/3mol%Alの二合金を設計した。組成の最適化と浮揚溶解炉を用いて材質制御・最適化を行うことで、エコバランスを図った。当初の目標であった、400K以上での形状回復と1000MPaの引張強度は、Ti-6Mo-3Al設計合金で達成された。本設計指針と製造プロセスの最適化により稀少元素戦略も促進でき、さらに合金系の異なった高性能・多機能材料の正確・迅速開発に適用が大いに期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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