LTBI検出のための新規血清学的アッセイの開発とLTBI根治薬もしくは結核再燃防止薬の開発
研究代表者 |
松本 真 大塚製薬株式会社, 微生物研究所, 所長
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研究期間 (年度) |
2010 – 2013
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概要 | 本研究交流は、結核の治療や発症を予防できる新しい治療薬の探索と、結核の制圧、または結核症の発症をなくすために、新しい診断法と治療法の提案をすることを目的とする。具体的には日本側は、潜伏感染の動物モデルの作成、新規候補分子・臨床検体を用いた新規診断法の開発研究、シード化合物の合成展開と抗結核活性物質の探索研究を担当し、タイ側は分子遺伝学的手法を用いて候補分子の絞込み、天然物などからの抗結核活性を有するシード分子の探索を担当し、相互に情報と物のやり取りを行いながら、新規治療薬の探索と潜伏感染の診断法の研究を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、結核の基礎から臨床につながる技術、経験、アイデアなどの補完が可能となり、結核の新規診断法と治療や、発症予防できる新規治療薬の開発につながることが期待される。
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研究領域 | バイオテクノロジー |