材料科学研究における表面の構造的・電子的・動的特性の理論的モデリング及びシミュレーション
研究代表者 |
笠井 秀明 大阪大学, 大学院工学研究科 精密科学 応用物理学専攻, 教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2013
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概要 | 本研究交流は、電気伝導・化学反応の研究に応用可能な、表面・界面・ナノ構造での非局所・超高速量子ダイナミクスを取り扱うための理論手法の開発を目的とする。具体的には、日本側は計算機システムを用いたグラフェンなどの対象物質の解析を担当し、クロアチア側は物質構造を理論的に調べるためのプログラム開発を担当する。同時に、両国の研究チームで開発された理論手法の結合も行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、ナノ構造での非局所・超高速量子ダイナミクスを取り扱うためのシミュレーション用プログラムが開発され、高機能エレクトロニクス材料の設計や開発に貢献することが期待される。
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研究領域 | 材料 |