エネルギーの高効率生産を目指した電気化学デバイス材料としての新規ペロブスカイト酸化物の開発
研究代表者 |
今西 誠之 三重大学, 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2013
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概要 | 本研究交流は、低環境負荷で高効率のエネルギー生産が可能な電気化学デバイス、特に固体電解質燃料電池(SOFC)とリチウム空気電池に関する空気極材料を開発する。優れた電気的性質と触媒活性を持つ材料を得ることにより、これらデバイスの高性能化を目指す。 具体的には、日本側はペロブスカイト材料を中温型SOFCとリチウム空気電池の空気極に適用し、性能評価を行う。また特殊な構造を有するペロブスカイト酸化物を用いた、酸化物イオン伝導の機構研究を分担する。スペイン側は低温において導電率が高く、触媒活性の高い新しいペロブスカイト型空気極材料の合成を分担する。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、新しい電気化学デバイスの実現につながることが期待される。
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研究領域 | 材料分野と他の分野を結合した複合領域 |