日本・南ア両国による比較研究に基づくインド-太平洋海域の藻類の多様性と進化の解明
研究代表者 |
堀口 健雄 北海道大学, 大学院理学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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概要 | 本研究交流は、藻類の分類学的、分子系統地理学的、分子系統学的研究を実施することにより、インド-太平洋海域の藻類の多様性、分布および進化を明らかにすることを目的とする。 具体的には、両国における1)底生性渦鞭毛藻類の多様性と分布調査、2)ナノおよびピコプランクトンの多様性研究、3)褐藻類の分子系統地理学的研究、4)港湾における移入海藻類の調査――を両国協力体制のもと、実施する。 両国の研究チームが、世界で最も豊かな海藻相を持つと言われ、インド太平洋の両極端に位置する日本と南アフリカの藻類研究に相互補完的に取り組むことで、地球温暖化が藻類分布に及ぼす影響の評価も含め、藻類の多様性・分布・進化への理解がより進展することが期待される。
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研究領域 | ライフサイエンス |