細胞老化シグナルからみた慢性炎症と癌進展の新しい発症メカニズムの解明
体系的番号 |
JPMJPR1083 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR1083 |
研究代表者 |
大谷 直子 公益財団法人がん研究会, 癌研究所, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2015
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概要 | 正常細胞にDNAダメージなどの発癌ストレスが加わると、不可逆的増殖停止である細胞老化が誘導されます。細胞老化をおこした細胞はすぐには死滅せず生体内に長期間生存し、大量の炎症性サイトカインを分泌し続けるため、慢性的な炎症を引き起こす可能性が示唆されています。本研究では非免疫細胞の細胞老化という新しい視点から、慢性炎症の分子機構を解析し、慢性炎症と発癌や個体老化との関係解明を目指します。
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研究領域 | 炎症の慢性化機構の解明と制御 |