プロスタグランジンを引き金とする炎症慢性化機構の解明
体系的番号 |
JPMJCR1096 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR1096 |
研究代表者 |
成宮 周 京都大学, 大学院医学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2014
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研究課題ステータス |
移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
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概要 | プロスタグランジンは、急性炎症の痛みや腫れ、発熱などを起こす物質です。最近の私たちの研究により、この物質が、免疫病やアレルギー、肺線維症、脳動脈瘤など慢性炎症関連疾患にも関わっていることが明らかになってきました。本研究では、プロスタグランジンによる遺伝子発現制御を介した炎症慢性化機構を明らかにし、炎症により促進されるがん、代謝病、精神疾患への関与を検討します。また、この過程に関わる分子群の構造解析を行い、炎症の慢性化を制御する薬物の開発基盤の構築を目指します。
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研究領域 | 炎症の慢性化機構の解明と制御に向けた基盤技術の創出 |