炎症の慢性化における造血幹細胞・前駆細胞ニッチの役割とその制御
体系的番号 |
JPMJCR1095 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR1095 |
研究代表者 |
長澤 丘司 京都大学, 再生医科学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2014
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研究課題ステータス |
移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
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概要 | 従来の慢性炎症の研究では、炎症局所での病変が注目されてきましたが、慢性炎症の主役となる免疫担当細胞の産生と動員を調節する造血ニッチと呼ばれる司令塔の役割を理解することも大変重要です。造血ニッチの実体は長年不明でしたが、私たちはケモカインCXCL12を高発現する突起を持ったCAR細胞が造血ニッチであることを発見しました。そこで、慢性炎症におけるCAR細胞の働きを解明することにより、新しい視点からその病態の理解を大きく進め、ニッチを標的とした新しい治療法の樹立に寄与する研究を目指します。
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研究領域 | 炎症の慢性化機構の解明と制御に向けた基盤技術の創出 |