検索
前のページに戻る
脳内免疫担当細胞ミクログリアを主軸とする慢性難治性疼痛発症メカニズムの解明
研究課題
戦略的な研究開発の推進
戦略的創造研究推進事業
CREST
体系的番号
JPMJCR1093
DOI
https://doi.org/10.52926/JPMJCR1093
研究代表者
井上 和秀
九州大学, 大学院薬学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2011 – 2014
研究課題ステータス
移管
平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
概要
世の中には痛みの原因や炎症が消失しても持続慢性化する難治性疼痛があります。神経障害、糖尿病、抗がん剤、がん細胞の浸潤などにより生じ、既存の鎮痛薬が効きにくく、苦しむ患者が世界で2,000万人以上もいます。私たちはこれまでに、脳内免疫担当細胞ミクログリアがその発症に極めて重要な役割を担うことを発見していました。本研究では、難治性疼痛の発症・維持・慢性化メカニズムを、ミクログリアと免疫・炎症との関係から解明し、優れた治療薬の創製に寄与することを目指します。
研究領域
炎症の慢性化機構の解明と制御に向けた基盤技術の創出