ベトナムにおける幹線交通網沿いの斜面災害危険度評価技術の開発
体系的番号 |
JPMJSA1108 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1108 |
研究代表者 |
佐々 恭二 特定非営利活動法人アイシーエル, その他部局等, 学術代表
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2016
|
概要 | 斜面災害の克服は、国家発展のために避けては通れない課題 ベトナムやラオス・ミャンマー等の大メコン圏の山岳地域では、脆弱な地盤や激しい降雨等により引き起こされる斜面災害が、道路等のインフラに被害を及ぼし国土開発の障害となっている。本プロジェクトでは、斜面災害予測技術の開発、地すべり危険斜面の抽出、危険度評価と早期警戒システムの構築等を行い、ベトナムの持続的発展を支援する。 災害研究のネットワークを構築し、斜面災害を監視する 南北ベトナム境界の山岳部では、ベトナム国有鉄道と基幹道路沿いの地すべり調査を実施し、計測機器設置斜面を特定し、機器購入・設置準備を行っている。すでに深さ100mの大規模地すべりの試験も可能な高圧地すべり再現試験機の開発に成功。2012-2013年にベトナムから7名の技術者・研究者を修士・博士課程に受け入れた。人材育成のための地すべり教材も作成。2012年に東南アジアの7機関からなる地すべりネットワークを発足させた。今後、斜面災害危険度評価技術の開発と大メコン圏山岳域の斜面災害研究ネットワークの発展を目指す。
|
研究領域 | 防災 |