体系的番号 |
JPMJSA1107 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1107 |
研究代表者 |
岡本 信明 東京海洋大学, 海洋科学部, その他
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研究期間 (年度) |
2011 – 2016
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概要 | 今ある課題を、次世代型の養殖システムで解決する 近年、魚介類の養殖生産は世界的に急増しており、総生産量の5割近くに達している。しかし養殖の現場では感染症の多発や飼料の確保、安全性の保証等で多くの問題が出ており、これらを解決する次世代の養殖技術が待ち望まれている。そこで、アジアにおいて養殖業をリードするタイと日本が協力し、市場ニーズの高いハタ、スズキ、クルマエビ類等を対象に、バイオテクノロジーの技術を取り入れた食糧増産システムをつくる。 従来、魚類では行われてこなかった育種技術にも挑戦 分子遺伝学的情報を活用して魚類の育種を試み、成長が早く病気やストレスに強い品種開発を目指す。また親魚から異種の魚の卵や精子を作らせる借り腹養殖を行い、養殖困難種の育成に挑む。その他、魚粉に替わる飼料作りや感染症の予防技術、生産物の安全確保等、包括的な技術を開発する。
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研究領域 | 生物資源 |