導電性高分子および生分解性高分子を用いた人工網膜用新機能アクティブバイオ材料の開発
研究代表者 |
田中 徹 東北大学, 大学院医工学研究科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
概要 | 本研究は、集積回路技術をベースにした眼球内完全埋め込み型の「人工網膜」および幹細胞技術をベースにした網膜色素上皮培養細胞の移植片を用いる「再生網膜」の2つの視覚回復手法のために、新機能アクティブバイオ材料を開発することを目的とする。具体的には日本側の最先端微細加工・集積化技術と、フィンランド側の最先端生体材料技術を組み合わせ、高い電荷供給能力を有する刺激電極用導電性ポリマーと高い生体適合性を有する移植用生分解性ポリマーを実現する。本研究交流を通じて日本とフィンランドが相互的に取り組むことによって、アクティブバイオ材料を用いた新機能バイオインターフェイスを実現でき、新しい医療を生み出すことが期待される。
|
研究領域 | 医療応用のためのバイオ材料、プリンティッドファンクショナリティのための先端材料 |