研究代表者 |
中垣 俊之 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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概要 | 本研究交流は、単細胞生物の真正粘菌による輸送ネットワークの動力学を解析し、生物一般の輸送ネットワークシステムの理解に展開することを目的とする。具体的には、生きた細胞内での物質変形や流動について、日本側は粒子追跡速度測定法などを利用した解析を担当し、スウェーデン側はその画像処理技術や数理モデル化を担当する。両国の研究チームが生物物理学および数理生物学の観点から相互補完的に取り組むことで、例えば骨の構造安定性や血管網の輸送能などに関し、生物輸送ネットワーク全般に見られる共通の自己組織化機構のモデル化、得られたアルゴリズムを利用した人工ネットワークの最適設計法の確立が期待される。
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研究領域 | ライフサイエンスと他の分野を結合した複合領域 |