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単一分子レベルの酵素反応解析からがん治療法開発までの複合領域研究

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 戦略的国際科学技術協力推進事業 SICP スウェーデン

研究代表者

阿部 洋  独立行政法人理化学研究所, 基幹研究所 伊藤ナノ医工学研究室, 研究員

研究期間 (年度) 2011 – 2013
概要本研究交流は、がん細胞で過剰に発現していることが知られるグルタチオンSトランスフェラーゼ(GST)の新規基質となる新規化合物を設計し、1分子レベルでの酵素反応メカニズムを解析することを目的とする。具体的には、日本側はGSTと反応する蛍光化合物、化学発光化合物、核磁気共鳴プローブ、低分子薬剤の設計を担当し、スウェーデン側はその生物活性解析、速度論解析、細胞イメージングや薬効評価を担当する。両国の研究チームが有機合成化学および酵素学・生物物理化学の観点から相互補完的に取り組むことで、1分子酵素解析技術に基づき、体内における代謝によりはじめて薬効が現れるように工夫した薬(プロドラッグ)の設計法やがん細胞イメージング技術の開発が期待される。
研究領域ライフサイエンスと他の分野を結合した複合領域

報告書

(2件)
  • 2013 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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