ヒト心毒性検査のためのヒト細胞ネットワークプラットホームの開発と評価
研究代表者 |
安田 賢二 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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概要 | 本研究交流は、ヒトES細胞由来心筋細胞ネットワークを利用した心毒性予測技術を開発することを目的とする。具体的には、日本側は今まで開発してきた細胞精製技術、細胞計測チップを用いた不整脈発生予測が可能な時間的細胞電位応答ゆらぎの計測技術などを用いて心筋細胞の機能評価を担当し、スウェーデン側は世界最大規模のヒト幹細胞(ES)ライブラリーを用いた多様なヒト心筋細胞の開発を担当する。両国の研究チームが開発に成功している細胞精製技術、細胞チップ技術と細胞ライブラリー活用技術の観点から相互補完的に取り組み、最適化することで、薬剤評価のための最適な心筋細胞の種類の同定、細胞チップや計測技術の実用化に必要な技術プラットホームの構築が期待される。
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研究領域 | ライフサイエンスと他の分野を結合した複合領域 |