研究代表者 |
舟橋 良次 独立行政法人産業技術総合研究所, ユビキタスエネルギー研究部門, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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概要 | 本研究交流は、テルル(Te)のようなレアメタル(希少金属)や毒性金属を含まない酸化物熱電材料を開発し、熱電発電モジュールの製造に必要な電極の強接合力と低接合電気抵抗に関する技術を開発することを目的とする。具体的には、特にペロブスカイトやスピネル構造を有するチタン(Ti)系酸化物に注目し、日本側はその試料合成と熱電特性の解析、英国側は微少領域の物性評価と組織観察を担当する。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、レアメタルや毒性金属を含まない耐久性に優れた熱電材料が開発され、廃熱や太陽熱などから安価、安全で環境に優しく、災害など非常時でも発電が可能になることが期待される。
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研究領域 | 先端材料 |