バイオチャー利用、安定性、安全性とその適応に関する日伯共同研究
研究代表者 |
凌 祥之 九州大学, 大学院 農学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2014
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概要 | 本研究は、作物由来の炭化物であるバイオチャーを農地施用することで、農地の生産性の向上だけでなく、安定的な炭素貯留素材として地球温暖化の抑制にも貢献可能な技術開発を行うことを目的とする。具体的には、日本側は、既往の重厚な成果の整理、チャーの分解・安定性、炭素貯留の効果などの算定を行い、先導的な研究を蓄積する。ブラジル側は、それらの知見を活かし、広大な農地への施用計画の確立を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、ブラジルの広大な農地における豊富なバイオマスから作製されたバイオチャーを施用し、農業生産の向上と地球温暖化の抑制を図ることが期待される。
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研究領域 | バイオマス・バイオテクノロジー |