バイオエネルギー生産に向けた海洋微生物ファクトリーの創成
研究代表者 |
澤辺 智雄 北海道大学, 大学院水産科学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2014
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概要 | 本研究は、ブラジルの珊瑚礁生態系から、海藻やバガスのエネルギー変換に重要な新規微生物とその遺伝子を発見し、それら活用した高効率の海洋微生物ファクトリーの創成を目的とする。具体的には、日本側では海洋バイオマスからバイオ燃料を生成するマリンビブリオのゲノム解析およびサンゴ礁生態系から発見された有用遺伝子を人工的に保有させた代謝改変海洋微生物の創成と評価を行い、ブラジル側はサンゴ礁微生物生態系のメタゲノム解析、バイオ燃料生産とバイオリファイナリーに有用な遺伝子のハンティングおよび新規微生物の発見を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、海洋微生物の遺伝子資源を活用した次世代のエネルギー生産技術の構築が期待される。
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研究領域 | バイオマス・バイオテクノロジー |