社会ロボットにおける文化的モデルに関する研究?日本とアメリカにおけるロボットの利用者の比較に関する研究
研究代表者 |
柴田 崇徳 独立行政法人産業技術総合研究所, 知能システム研究部門, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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概要 | 本研究交流は、日本と米国での社会ロボットにおける文化的モデルの構築とロボット・セラピーへの応用を目指す。具体的には、両国で社会ロボットのアザラシ型ロボット・パロの主観評価実験を行い、個人の属性(性別、年齢、動物の好み・飼育経験、家族構成など)、パロとの触れあい方、主観評価結果などの比較を行う。また日本側は、パロによるロボット・セラピーの手引書を英文で作成し、米国側は高齢者向け施設などでその実証実験を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、パロに対する主観評価の違いに基づき、セラピー効果を高めるように手引書を改良・ローカライズすることが可能となり、ロボット・セラピーの発展につながることが期待される。
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研究領域 | ロボティクス |