電気粘性流体を用いたタッチパネル上への凹凸感呈示装置の開発
研究責任者 |
竹村 研治郎 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 近年、スマートフォンやコンピュータ、ATMなどの公共端末においてタッチパネルが急速に普及している。タッチパネルは表示内容やボタン配置などを自由に変更できるため、インターフェースの設計自由度が高く、機器の高機能化に大きく貢献している。しかし、キーボードやマウスによる入力作業と比較して、操作者への触感フィードバックが欠落しており、誤操作や入力効率の低下が問題となっている。このため、本課題では電界の印加によってレオロジー特性が変化する粒子分散系電気粘性流体を用いて平面パネル上に凹凸感を呈示する手法を実現し、官能評価実験によってその有効性を確認した。
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