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耐候劣化を判断する蛍光マーカー繊維の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 佐藤 嘉洋  愛知県産業技術研究所, 三河繊維技術センター加工技術室, 主任研究員
研究期間 (年度) 2011
概要本研究は、耐候劣化を判断する蛍光マーカー繊維の開発を試みた。具体的には、繊維の中に耐候性の優劣が異なる蛍光顔料を練り込み、耐候劣化後の蛍光発光色を評価した。耐候性に優れた蛍光顔料の発色は変化しないが、耐候性に劣った蛍光顔料の発色は低下する。このときの繊維の色変化と残存強度を評価することで、使用中の繊維の寿命予測を可能とした。これにより、繊維製品の劣化程度は、現場での外観検査では判断困難であったが、蛍光顔料を発色させるブラックライトで色変化を観察することで、簡易・迅速な判断が可能となる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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