独自のトランスジェニックマウス作製技術の効率改善と、組織特異的遺伝子発現系への応用
研究責任者 |
大塚 正人 東海大学, 医学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 申請者らが独自に開発したトランスジェニック(Tg)マウス作製技術(PITT法)の効率改善と、組織特異的遺伝子発現への応用を目指し、CreをmRNAで導入すること、及び組織特異的プロモーターを用いたTgマウス作製を行った。mRNAの導入に関しては、Cre mRNAの至適濃度の検討が今後必要であるものの、導入効率の大幅な改善が示唆される予備的な結果が得られた。組織特異的プロモーターについては、Thy-1、Nephrinプロモーターを用いた発現コンストラクトを2種類構築し、Tg作製を目指した顕微注入を行った。実施期間中には、時間的にTgマウスの誕生、解析まで至らなかったが、今後Tgマウスが得られた際には、その発現パターン解析を行う。
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