衝撃波を用いたマイクロカプセル内細胞培養システムの開発
研究責任者 |
玉川 雅章 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本課題では、マイクロカプセルの中に気泡および細胞を封入し、(1)弱い衝撃波による細胞への刺激と(2)強い衝撃波によるカプセル破壊による細胞放出とを組み合わせたシステム開発するため、カプセル構造と圧力制御の最適化を行う。具体的には、(1)カプセル破壊のしきい値に及ぼす封入気泡量や圧力波形の影響の定量化、(2)計算から圧力の伝播量を推定し、細胞への力学的刺激量を予測すること、を目標とする。その結果、カプセル破壊するガスの量や作成されたカプセル径、膜厚と、圧力波形(MI値:メカニカルインデックス)の影響を示す図を実験から得たことと、数値シミュレーションによって、膜での刺激の時間空間的分布が示された。
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