1. 前のページに戻る

セルロースナノファイバーを用いた花粉・アレルゲン除去材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 森川 豊  愛知県産業技術研究所, 基盤技術部, 主任研究員
研究期間 (年度) 2011
概要表面電位が負の値を示す花粉及び花粉アレルギーの原因となるペクチナーゼを吸着する目的で、セルロースナノファイバーを表面処理した。処理によりセルロースにアミノ基を付加してゼータ電位が25.2mVという正の値のセルロースナノファイバーを得た。セルロースナノファイバーは、表面処理によりペクチナーゼ吸着量が増加し1mgあたり0.58mgの吸着量となった。さらに、このファイバーを用いて空気清浄機のフィルタを試作し、花粉除去性能を調べたところ、表面処理により80%と除去率が大きくなった。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst