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開放系ヘルムホルツ共鳴装置を用いた遊泳中の生魚の体積・品質計測

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 近藤 直  京都大学, 農学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要生育環境等を正確に計測し、養魚に関わる最小の投資で最高の収量および品質が得られる「精密養魚」のコンセプトを視野に入れ、遊泳中の魚の体積、色、形状等を正確に計測することを目的として、実験を行った。これまで行ってきた閉鎖系ヘルムホルツ共鳴装置での計測方法に基づき、開放系共鳴装置を設計・試作して魚の体積計測を行った。供試した魚は淡水魚のブルーギルとし、共鳴装置に付着する気泡等の影響の補償、計測精度を高めるためのキャリブレーションモデルを作成した。その結果、開放系共鳴装置においても、非常に正確に魚の体積を推定することが可能であった。さらに、PLフィルタを用いた高品質のカラー画像および紫外画像から品質に関わる特徴量を抽出したところ、紫外画像ではカラー画像で検出できない欠陥も発見できることが示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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