メッシュ状金属薄膜を利用した細菌毒素検出技術の有用性の検証
研究責任者 |
長谷川 慎 長浜バイオ大学, 公私立大学の部局等, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 表面修飾を施したメッシュ状金属薄膜を用い、その赤外透過特性の変化を計測することで、表面の重量変化を定量的に測定する技術を確立し、新しいバイオセンサーデバイスを創出することを目標とする。本研究では細菌毒素を検出対象としてフィージビリティー研究を行った。センサー基板となる金属薄膜表面に機能を持つ自己組織化膜で被覆し、そこに細菌毒素を含む複合物質を吸着させることで、標的タンパク質に起因するシグナルを得ることができた。今後、センサー表面や測定条件の改良によりバイオセンシングデバイスとしての実用性を向上させる。
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