研究責任者 |
村上 博哉 岐阜薬科大学, 機能分子学大講座 薬品分析化学研究室, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | DNA付加体は、107~109個の未損傷体中に数個程度しか存在しないため、未損傷体の除去とDNA付加体の選択的捕捉を可能にする前処理法の開発が求められています。この需要を達成するために、私はこれまでにDNA付加体用の前処理チップの開発を行ってきました。本研究課題では、前処理チップの汎用性の上昇と多検体分析への適用を可能にする、チップの作製と処理条件などの最適化を行いました。その結果、チップの充填剤と処理手法を改良することにより、高汎用性と簡便性を合わせ持つ処理法の確立を達成しました。今後は実試料へ適用し、その問題点などを改良し、高い汎用性を有するDNA付加体分析系の確立を目指す予定です。
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