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特発性間質性肺炎モデル樹立を目指した既存治療薬による実用試験

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 金澤 智  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 学内講師
研究期間 (年度) 2011
概要関節リウマチモデルD1CCマウスは、慢性進行性の炎症後、進行性の骨破壊及び間質性肺炎を示す(PNAS, 103:14465, 2006)。間質性肺炎の病理組織学的な特徴から、D1CCマウスの病態は、特発性間質性肺炎における非特異性間質性肺炎と類似している事が明らかとなった。そこで抗線維、抗炎症、抗酸化作用を持つと考えられるピルフェニドンを病態誘導D1CCマウスに長期間投与し、間質性肺炎に対する抑制効果を検討した。抑制効果のモニターは間質性肺炎バイオマーカー血清SP-D値を基に行った。投与の結果血清SP-D値の上昇が抑えられた。その肺病理組織像を解析すると無気肺領域の顕著な減少が観察された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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