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サーボプレスを活用したパルス加工法によるチタン部品の冷間鍛造

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松本 良  大阪大学, 工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究では、研究責任者が考案した「サーボプレスのスライドモーション制御と潤滑油流路を有するパンチ(工具)を活用したパルス穴成形加工法」について、難加工材であるチタンの穴成形加工に応用し、焼付き・かじり疵を生じることなくチタンの穴を加工することを目標とした。まずチタンの穴成形加工に有効な液体潤滑油を開発した。次に開発した液体潤滑油を用いて、純チタンのパルス穴成形加工を行い、適切なパンチモーションを導出し、焼付き・かじり疵を生じることなく穴深さ/直径比=2の穴を得た。また理論上、穴深さ/直径比=14の深穴を焼付き・かじり疵を生じることなく加工可能であることも分かった。考案した加工法の加工原理は冷間鍛造やしごき加工等の他の塑性加工法へも適用可能であるため、今後はパルス加工を他加工へ展開する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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