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アクティブスクリーンプラズマ熱処理技術を応用したハイブリッド硬質皮膜の同時形成プロセスの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 西本 明生  関西大学, 化学生命工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究は、プラズマ熱処理技術の改良に関するものである。処理品の周囲に陰極のかご状スクリーンを設置し、このスクリーン上でプラズマを発生させるアクティブスクリーンプラズマ窒化技術を応用している。本研究では基材として低合金鋼SACM645を選び、チタン製スクリーンを用いてアクティブスクリーンプラズマ窒化を行った。処理ガスの組成を窒素:水素=1:3,1:1,3:1と変化させた。処理後の試料について、外観観察、表面のX線回折試験、断面の組織観察、硬さ分布測定および摩擦・摩耗試験を行い、試料表面に窒化チタンと鉄窒化物のハイブリッド硬質皮膜を形成させることが可能であることがわかった。今後はこの成果を学会発表により公表し、企業などとの共同研究につなげていきたい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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