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「箸」センシングに基づく食事情報取得技術の研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 金田 重郎  同志社大学, 理工学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究の目的は、「お箸」に抵抗センサを装着し、1) いつ食事をしたか、2)どの程度の量を食べているか、を推定する技術の確立にある。具体的には、手と箸、あるいは、口と箸の間にできる閉ループ抵抗値から、「食物を掴んだタイミング」と「食物を口に咥えたタイミング」を検出する。検討の結果、単一抵抗値から2種類のタイミングを検出する手法の着想を得た。プロトタイプによる実験の結果、90%を越える検出精度を確認した。更に、複数人でこの箸を用いることによって、「食事には参加しているが話題に参加できていないメンバー」を特定できることも確認した。今後の課題は、箸からのデータ採取をワイヤレス化することにある。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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