高齢者の寝たきりを予防するポータブル型リハビリ機器の開発
研究責任者 |
戸田 英樹 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 講師
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 高齢者の骨折などの事故により手術を行った後患者の三割ほどは「拘縮」と呼ばれる関節可動域が狭まりベッドの上からほとんど動けない状況に至る。拘縮を解消するには、原則理学療法士などによる関節動作のリハビリが必要になるが、人件費的にこの対処は難しい課題があった。ここでは、足首関節のリハビリ動作を理学療法士が行う際に、患者のかかとを掴んで前腕部で足裏を押し込むという動作を、(1)かかとを地面に付けない機構、(2)くるぶしを軸にして回転する機構、(3)足首にかかる反力を臀部で吸収する機構、を用いてベルト等で固定し、かかとに過度な負荷がかかるのを防ぐ足首リハビリシステムを開発することに成功した。本装置を用いる事で拘縮に悩む患者と家族そして病院の負担を減らすことを目指す。
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