たが構造を持つ生分解性ポリマーステントの微小平面ラチェット機構の開発
研究責任者 |
南 和幸 山口大学, 大学院理工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 再狭窄の防止などが可能な生分解性ステントの実現のため、本申請者はポリ乳酸フィルムを用いて、リング構造=たが構造を持ち、拡張方向にだけ拡径するための独創的な微小平面ラチェット機構を持ったステントの開発を進めている。これまで金属製ステントと同等程度の拡張力を備えていることが実験的に証明されて有用性を確認できたが、ラチェット機構の動作不良が観察された。これらの問題を解決するため、新ラチェット機構の設計・改良を行うとともに、前記機構を製作できる微細加工技術を検討する。これによりラチェット機構の動作・強度の信頼性を向上させ、本ステント構造が動物実験などに使用可能な実用性を備えていることを確認する。
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