超音波速度変化イメージングによる血管プラークの無侵襲診断装置の開発
研究責任者 |
堀中 博道 大阪府立大学, 大学院 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 血管内のプラークが何らかの原因で剥がれると、血管が詰まり心筋梗塞や脳梗塞などに至ることがある。プラークの剥がれやすさを判定するためには、形状だけでなくその成分(脂質性)を検出することが必要である。本研究では、超音波速度の温度変化が水中と脂肪中で符号まで異なることに注目して、超音波速度変化から脂質領域を2次元的に検出する無侵襲血管プラークの診断法を提案した。超音波速度変化画像装置を作製し、血管ファントムに適用した。超音波速度変化画像は血管ファントム内部の脂質分布領域を明確に示した。 血流による血管径の周期的な変化の影響を抑制するための信号処理法を検討し、実験によってその効果を確認した。
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