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水素を利用した高容量全固体二次電池の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 市川 貴之  広島大学, 先進機能物質研究センター, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要次世代自動車として、EV(電気自動車)やプラグインハイブリッド自動車などのモーター駆動車両の躍進が予見される中で、高性能電池の開発が求められている。本研究では、原子重量の最も小さな水素を用いて、従来の固体高分子膜とは異なるセラミック材料系のプロトン(水素原子)伝導体の開発を目的とした。典型的なターゲットとして、水素化マグネシウムとリチウムボロハイドライドの複合体をプロトン伝導体として用い、正極として水素化ランタン負極としてランタンニッケル合金を用いて充電実験を行った。結果として、100°Cとやや高温ではあるが、水素が固体中を拡散させることで、僅かではあるが充電反応が進行することを確認できた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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