身体接触作業のためのモーションコピーシステムの開発
研究責任者 |
桂 誠一郎 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | リハビリテーションやマッサージなど身体接触作業のロボットによる自動化は、高齢化社会における豊かな生活支援に不可欠であると注目されている。本研究では、研究責任者が世界で初めて成功した力覚を含む動作の保存・再現を行うモーションコピー技術を身体接触作業に適用し、生活支援に資するシステムの開発を行った。具体的には、適用先の最初のターゲットとしてマッサージシステムを選定し、エレクトロニクス部の実装方法について連携先企業と実用化を目指した基本仕様の策定を行った。今後はセットメーカーも加えて製品化へ向けた研究開発を進めるとともに、より幅広くシーズを展開し革新的な医療・福祉システムに関する技術移転や実用化を推進する。
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