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屋根雪荷重予測モデルの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 藤本 明宏  福井大学, 大学院工学研究科 建築建設工学科, 研究機関研究員
研究期間 (年度) 2011
概要本研究では、熱・水分移動解析による簡易型屋根雪荷重予測モデル(以下、モデル)を構築するために、福井大学校舎屋上で屋根雪荷重実験を実施し、計算結果と実験結果との比較からモデルの妥当性を検証した。今冬、福井市では連続的な降雪があり、モデルの検証に必要なデータを得ることができた。観測した気象条件を入力条件として、モデルによって計算された屋根雪高さ、融雪水量および屋根雪荷重は、実測値と良好に一致し、モデルの妥当性を示すことができた。本モデルは物理的なアルゴリズムで構成されるため、気象観測データがあればどこでも屋根雪荷重を予測できる。今後、残された課題を解決するために野外実験の追加とモデルの改良を実施するとともに、気象予報会社等と共同で屋根雪荷重予報をインターネットやTVを通じて発信できるようなシステムの開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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