低屈折材料への応用に向けた分岐型パーフルオロアルキル化合物の創出
研究責任者 |
家 裕隆 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 化学的な安定性を保持し、かつ、スケールアップ合成が可能な分岐型パーフルオロアルキル化合物の合成を達成した。創出した化合物は含フッ素系溶媒に対して溶解度を有していることから、塗布法での薄膜作製が可能なことを特徴とする。屈折率の評価を行ったところ、いずれの化合物からも1.34程度の値を得ることができた。化合物の分岐型構造と屈折率の相関関係の解明、および、実用化に向けてさらに低い屈折率を得るための化合物開発が今後の課題である。
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