抗アンドロゲン作用をもつ植物由来ポリフェノールの新規前立腺癌治療薬としての可能性の検証
研究責任者 |
井口 和弘 岐阜薬科大学, 薬学部 医療薬剤学大講座 薬剤学研究室, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究課題では、植物由来ポリフェノールの抗アンドロゲン活性を評価し、その構造活性相関に関する知見を得ることを目標とした。植物由来の各種ポリフェノールおよびその誘導体の抗アンドロゲン活性の評価を通して、去勢抵抗性前立腺癌に効果を示す可能性のある化合物を見出した。また、当該化合物中のフェノール性水酸基の存在が活性発現に影響することを示した。さらに、当該化合物中の細胞障害活性に関与する可能性のある置換基を明らかにした。今後、当該化合物を含有する植物エキスでの抗アンドロゲン活性およびin vivoでの評価等の検討が必要であると考えている。
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