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植物油に含まれるグリセリンを炭素源としたバイオプラスチックの高収率生合成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中沖 隆彦  龍谷大学, 理工学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要植物油からバイオディーゼル燃料(BDF)製造時に副生成物として得られるグリセリンを精製することなく、微生物によるバイオプラスチック(ポリ(3-ヒドロキシアルカノエート))の生合成を行ったところ70%を超える極めて高い収率を得ることに成功した。これは未精製のグリセリンに少量のBDFが含まれている効果による。また廃グリセリンから生合成したポリ(3-ヒドロキシブチレート)を共重合体(ポリ(3-ヒドロキシブチレート-co-3-ヒドロキシヘキサノエート)に数%程度ブレンドすることで力学物性を大幅に改善(もとの共重合体と比較して最大応力で2倍、破断ひずみは500%以上)することができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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