脊髄機能イメージング高度化のための新規な磁場源解析アルゴリズムの研究
研究責任者 |
鈴木 貴 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 申請者は神経活動などの体内の電気的活動を電流双極子群で表現し、体表面で検出される生体磁場から電流双極子を推定する逆源探索法の数理的研究を行い、その成果として平行最適化理論に基づいた新しい電流双極子分布法を開発した。一方、金沢工業大学では超伝導を利用した高感度磁場センサで脊髄の神経活動に伴う生体磁場を検出し、その磁場データを解析して、脊髄の機能を非侵襲的に可視化する脊髄機能イメージングと呼ばれる新しい画像診断技術を開発している。本研究では、この2つの基盤技術に加えて新逆源探索研究を画像診断に適用し、高性能な脊髄機能イメージング装置を開発する。
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