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エクソゾームの膜脂質組成を応用した癌特異的な新規DDSの開発による分子標的がん治療基盤技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 芦原 英司  京都府立医科大学, 細胞生理学, 講師
研究期間 (年度) 2011
概要本研究はがん細胞、および正常細胞のexosome膜由来の新規DDSを開発し、がん細胞特異的に導入できる新規DDS開発のための基盤技術開発を行うものである。通常のexosomeの抽出方法では大量に安定して採取できなかった。現在新たな処理法の導入にて再度検討を続けている。また、exosome中の脂質解析においては、質量分析による定量法の確立をめざし検討を行い、蛍光誘導体化とナノフロー分析を組み合わせたより高感度な脂質分析法開発を目指し、粗画分抽出物の誘導体化法の検討を進めている。in vivoにおける検討においては、造血器腫瘍の正所性モデルマウスを作製し、in vivoイメージング系でDDSの効果を検討できるシステム確立へのブラッシュアップを行っている。現在、exosome分離、脂質組成解析、等の系も確立しつつあり、引き続き検討しており、特許出願・技術移転をめざし継続中である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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