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完全深屈曲可能な人工膝関節の実用化に向けたシミュレータ試験

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 廣川 俊二  佐賀大学, 医学部, その他
研究期間 (年度) 2011
概要現用人工膝関節の最大屈曲角は約100°であり、正座などの和式動作が不可能であった。そこで、現用人工膝関節のポスト・カム部を球面軸受け構造とし、完全深屈曲が可能な人工膝関節、CFK(Complete Flexion Knee)を考案した。次に、コンピュータシミュレーションにより、キネマテックスと強度の観点から、当該人工膝関節の1st, 2nd モデルのポスト・カム部の球面形状をS状に変更したCFK3rdモデルを開発した。本申請研究の目的は、この3rdモデルの光造形レプリカを作製し、機械的シミュレータ実験でキネマテックスや抗脱臼性をチェックしつつ、サイズや曲面曲率などの最適化を図ることである。しかる後、協力企業に実機製作を委託し、臨床試験や耐久性試験を経て、当該人工膝関節を実用化する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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