研究責任者 |
伊藤 智志 宇都宮大学, 大学院工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究課題で、当初目標(10種類)を大幅に上回る27種類の新規テトラベンゾポルフィリン誘導体の合成を行った。そのうちの16種類について各種特性の測定を行ったところ、有機薄膜太陽電池の性能向上を期待できる誘導体を3種類見出すことが出来た。特に、メソ一置換テトラベンゾポルフィリンの一つの誘導体は、これまでに最高性能とされたものよりも優れた物性を有することが明らかとなった。以上の結果から、本研究課題は当初目標を大幅に上回る成果があったといえる。今回得られた研究成果については出来るだけ早い時期に特許出願を行った上で、今回得られた知見を基に更なる新規誘導体の開発を行い、本研究成果に興味を示している企業と連携して有機薄膜太陽電池の向上を試みる予定である。
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